傾角鋳造装置
傾角鋳造装置
高真空に排気後不活性ガス置換を行い、傾角鋳造及びアーク溶解を行う装置です。
特徴
- 傾角鋳造法(特許)にてアーク溶解鋳造が行え、急冷金属バルクが作製できます。
- 正面扉部を交換することにより傾角鋳造法とアーク容器法の両方を行うことができます。
- 正面扉開閉式のため、炉内清掃、鋳型のセットや取り出し等も容易に行えます。
仕様
溶解室
丸形正面扉開閉式 SUS304製
慨寸 Φ270×200L
真空専用のため、内圧では使用できません。
直流アーク電流
MRHS-300型(MAX300A 使用率40%)
アークスタートフットスイッチ付。
溶解量・鋳造量
溶解量 約50g 鋳造量 約35g
鋳造形状
Φ10×60L
ハース形状
銅製ハース底ジャケット冷却式
ボタン型 Φ35×10t、25×10t、15×10t 各1
上部水冷電極
電極は球面軸受けのため、アーク位置出しが容易です。
覗窓
有効径Φ80濃紫ガラス、ワイパー付
ガス導入弁
手動バルブ
安全弁
大気圧開放型
リーク弁
手動リーク弁
連成計
-0.1MPa~0.1MPa
内部照明灯
100V 7.5W
ゲージポート
Φ15用
客先受入設備
アーク電源にはNFBがついておりませんので、電源側に取付ください。
電源 アーク電源 3Φ200V 16kVA
制御盤 1Φ100V 1kVA
D種アース
冷却水 差圧0.2MPa 15ℓ/min
アルゴンガス Max 032MPa